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善行為と悪行為を定義し考える

最近どうも思想の話が増えます。

思想を語るときに神様の話を持ち出しさずに考えることも大事です。
カルマ論や運命論ばかりで考えると、思考停止してしまいかねません。


善とは何か。

物事には善も悪もありません。
桜が綺麗だと思う。綺麗だと決めるのは人間の勝手で、
桜は自然界では本来ただの木です。
ゴキブリが嫌いだと思う。ゴキブリが嫌いだと決めるのは人間の勝手で、
ゴキブリは自然界では本来ただの虫です。
人間がいなければ桜もゴキブリも価値は同じです。

つまり、あらゆる物事は自然に立ち返れば、
善・悪に分けられるものではありません。


では、ここで、
これは絶対的に善だ。
これは絶対的に悪だ。
と言えるものはこの世にあるのか。
と問います。


その問いの解答として、
「全ての生物は、幸せになりたいと思っている」という事柄を挙げます。

・僧侶は神様を信じ、仕えることが幸せ。
・日本のサラリーマンは出世することだったり、
 子供が成長したり、趣味に時間を費やすことなどが幸せ。
・犯罪者は、人を殺すことが幸せ。
・自殺する人は、不幸から逃げるために自殺します=自殺することが幸せ
・虫や動物は、えさを捕ることや交尾することが幸せ。

ありとあらゆる生命の全ての行動原理は「幸せになりたいから」
これはどうやって考えたって、逆立ちしたってひっくり返しようのない、事実。
「主観」「人によって」が通用しない、絶対的に普遍的な事実です。
ということは、
この世に生きる全ての生物(自分も含みます)に対して、
「幸せにしてあげる」ことが、
絶対的な善、と言えます。
逆に、不幸にすることは、絶対的な悪だ、と言えます。



(1)怒りや恐怖を考える

絶対的な悪である不幸にすることとは何か、を考えます。
それは、「怒り」と「恐怖」です。
怒りは、他者に恐怖=不幸を与えます。
恐怖は、自分に恐怖=不幸を与えます。
自分を不幸にすることも、他者を不幸にすることも、どちらも悪行為です。
自分も他者も等価な存在だからです。
悪行為を減らす方法を考えます。

怒り:相手に反省させようとするのではなく、まず冷静になって自分が反省してみる
そうすれば相手に恐怖を与えることなく、諭すことが出来る。
恐怖:自分を守ろうとするのではなく、まず相手を守ろうとすれば良い
そうすれば相手の自分への攻撃を抑えられ、安心できる。

これに尽きると思います。

怒りや恐怖を抑える呪文です。
「私の嫌いな○○さん、□□さん、△△さんが幸せでありますように。
私が幸せでありますように。生きとしいける全ての生命が幸せでありますように」

だまされたと思って口に出して唱えてみましょう。
不思議と怒りが薄れ、一瞬冷静になります。
不思議と不安が薄れ、一瞬安心感が生まれます。

この言葉は、相手に恐怖を与えてはいけないという思考、
相手を守ろうとする思考、を自分に言い聞かせる効果があります。
よって、これを唱えると怒りや恐怖が薄れるのです。

マントラだ神様だなんだかんだ言うよりも、
科学的なアプローチのある思いやりの呪文で、結構威力がある呪文です。
仕事に行く前にこれを唱えると、嫌いな上司とも不思議といつもより
マシにやりとりできるようになります。
友人や恋愛もうまくいくようになります。

だまされたと思ってやってみてください。
そして、諸悪の根源である怒りと恐怖からおさらばして幸せになりましょう。



(2)自分と周囲の環境の調和を考える

幸せな状態とは、
周囲の環境が自分の思い通りになっていること、です。
不幸な状態とは、
周囲の環境が自分の思い通りにならないこと、です。

よって、幸せになる方法としては、2つが考えられます。
・自分が変わって、周囲の環境と調和すること
・引越しや転職で、周囲の環境を変化させること

これはどちらにも偏ってはいけません。
自分が変わって周囲の環境と調和すれば、
その人には成長がもたらされます。
可能な限りこの努力はすべきです。
しかしそれには苦痛が伴いますし、本当にどうしようもない環境というのも
世の中にはあります。戦争で明日の命も分からない子供に環境と調和して
幸せになれなんていえません。ブラック企業で鬼上司に無理に働かされ、
思考が停止してしまっておびえているサラリーマンに調和することは無理です。
無理ならば、逃げて環境を変化させることも重要です。


人には長所と短所があります。
短所を埋めようとするのが、自分が変わって周囲と調和しようとする行為です。
これは非常に大切なことですし実践はすべきです。

しかし、短所を埋めるよりも、長所を存分に伸ばしたほうが、人はより成長し、
結果的に短所も埋まります。
自分が思う存分力を発揮できる環境を探し続ける努力もすべきです。
しかしこれは下手すると、ちょっと気に入らないとすぐ逃げる弱さにもなりえます。
つまり、どちらに偏ってもいけません。丁度よく、が一番よいです。


自分は幸せだが、周りの人間を不幸にする行為。例えば詐欺など。これは悪行為です。
自分は不幸になるが、回りの人間を幸せにする行為。これは一見慈善に見えますが悪行為です。
自分は幸せで、周りの人間も幸せにする行為。これが最高の善行為です。
常にこの状態を目指しましょう。
好きな人と好きなことやって、周りも幸せになれば最高です。


(3)煩悩を捨てる
煩悩と欲望を区別して考えます。
まず欲望。
欲望というのは誰もが持っている。
うれしい、幸せになりたい。幸せにしてあげたい。
こういう善なる願いも欲望っちゃ欲望。

ではこれはどうでしょう
「彼氏のことが好き。彼氏を独占したい。メール送って5分以内になんで返してくれないのよ!
夜中でもいつでも私の電話に出なさいよ!!コンビニの店員でも女と話したら許さない!!!」
「子供は立派に育って欲しい。そのためには幼稚園からしっかり勉強させまくって絶対に
東大に合格させないとダメだ。遊びなどもってのほか!バカな友人など作るな!塾!勉強、他は何も考えるな!!」
ここまで行くと欲望を通りこして人を不幸にしています。つまり悪行為です。

欲望は持てばいいのですが、その欲望で悪行為をしてはだめです。
ああしたいこうしたい、こうでなければダメ!という執着は、それがかなわなかったとき、
怒りや恐怖や落胆をもたらします。
欲望は負の感情を抱く要素を得た瞬間、煩悩へと変貌し、私たちに牙をむくのです。
こだわらないこと、最低限で満足することが大事なのです。
必要ない感情や欲望、つまり執着や煩悩を捨てれば、幸せになれるのです。
必要ある感情や欲望、つまり慈愛はしっかり持っていてください。



それにしても今の時代、不幸になりやすい時代です。
消費者は過剰にサービスや商品を求め、
世の中いらないもので溢れ返り、無理やり需要を作り出して宣伝しては、
いらないものを開発し販売するために多くの人がサービス残業してまで会社に残り、
安月給で疲れ果て。

明らかに悪行為が蔓延しています。
まずはいらないものをほしがる、必要以上の欲望を捨てることです。
みんながみんな、必要以上の欲望を捨て
最低限で満足できれば、必要なものだけ製造して売り、
あとは休む。文明はきっと退化するかもしれません。
経済もマイナス成長になるでしょう。
でもそれでいいのです。


みんながみんな、幸せになりますように。
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Author:あべ
インド占星術を勉強する方のためにいろいろ乗せてます。
すみませんが、現在鑑定の受付は一時的に中止しています。

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